障害当事者であり、採用担当でもあるむじなです。
就職・転職活動の成功率を高めるための手段は、いろいろあります。
履歴書・職務経歴書の「人事受けする書き方」を学ぶとか、転職エージェントを使ってマッチする(希望に合う)企業を選別するとか、面接対策を考えておくとか。
特に転職エージェントを利用して選考に臨めば、企業と応募者の需給が一致している確率が高まるため、通過率は高まります。
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障害者の採用面接で聞かれることは? 頻出質問まとめ
しかし、就職・転職活動は相手がいることなので、当然「全ての企業に合格する」「応募した企業がすべて望み通りの会社だった」ということはあり得ません。
運が悪いと、能力も気力(やる気)も合格点なのに、「タイミングが悪かった」「良い人だけど・・・」と不合格が続くこともあります。
能力でも気力でもなく、運次第です
応募した企業の選考に、落ちてしまった。そんな時は、もちろん「何が原因だろう」と考えて、改善していくことは必要です。
しかし、就職・転職活動で(すぐに)成果が出るかどうかなんて、運による要素が一番大きいです。
特に障害者採用担当者は、雇用した方に「出来るだけ長く働いてもらいたい」と思っていますので、自社のカラー(価値観・風土)とマッチしているかを重視します。
そこが合致していないと、長く働くことは難しいですからね。
しかし、そこに優劣はなく、合うか合わないかだけです。
もちろん、ネット上で情報収集したり、転職エージェントから印象を聞いたりして確度を上げることはできますが、最終的には運です。
それなのに、特に自分が成功している人は、それがさも能力・気力だけで勝ち取ったかのように“勘違い”して、「成功しないのは能力・気力が足りないからだ」と言ってきます。
そんな「自分の運の良さ」を自覚していない、勘違いちゃんの意見に、耳を傾ける必要はありません。自分を責めることはありません。
先の投稿(障害者の私が、(今のところ)仕事で成功できた理由)で、「とにかく行動すること!」と書いていますが、疲れたら休み休みでも良いんです。
自分のペースで取り組んで、諦めず、運が向くのを待ちましょう。