障害者の就職・転職

【利用体験記】dodaチャレンジの転職支援が担当二人体制ですごく手厚かった

2019年2月18日

目次

障害当事者であり、採用担当でもあるむじなです。

「転職を数多く経験してきた障害当事者として」「障害者採用の担当者として」の経験を踏まえると、障害者が就職・転職活動を成功させられる可能性は、転職エージェントを利用するか否かで大きく差が生じます

なぜなら、障害者の就職・転職を成功させる上で最も重要な「自分の障害を受け入れてもらえる(体制が整っている)企業はどこか」という情報は、転職エージェントからしか入手できないからです。

自分にマッチする企業を見つけることこそ、就職・転職活動を成功させる秘訣です。

障害者が転職エージェントを利用することのメリットや利用の流れについては、こちらの記事をどうぞ。

 

この記事では、障害者専門の転職エージェント「dodaチャレンジ【PR】」について、私が利用した経験を踏まえて徹底的に紹介します。

私はdodaチャレンジを含め転職エージェントを8社利用した経験がありますが、これまでの7社は身体障害者(聴覚障害)として利用しました。dodaチャレンジは、聴覚障害+発達障害者として初めて利用したエージェントです。

2019年2月に利用した、最新情報!

 

dodaチャレンジの特徴・利用して良かった点


障害者の就職・転職なら【dodaチャレンジ】【PR】

dodaチャレンジは、障害者の転職支援人数 業界トップクラスの転職エージェントです。

dodaチャレンジを運営している「パーソルチャレンジ株式会社」自体が障害者を多数雇用(社員の約6割)している特例子会社であり、障害配慮への意識はものすごく高いと感じました。

主な拠点は本社(田町)、東京(丸の内)、関西オフィス(梅田)、中部オフィス(名古屋)の4つ。電話面談も利用できるため、地方在住でも利用可能。

応募書類添削や面接対策については、担当者と個別でやるのはもちろん、セミナー形式で受講できるものも多数あり。

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それでは、私が実際に利用してみて感じた、dodaチャレンジの特徴とメリットをお伝えしていきます。

 

1.聴覚障害者+発達障害者という厳しい条件の応募者(私)でも、多数の案件を紹介してもらえる

まず一番不安だったのが、そもそも求人案件を紹介してもらえるのか?という点。

結論としては、面談の時点で条件に合致した15件の案件を紹介していただき、後日メールでも継続して紹介してもらえています。

dodaチャレンジから紹介された15件の求人票

今回、退職を決意して職歴にバツが一つ追加され、おまけにこれまでの聴覚障害に加えて発達障害の診断付きというかなりの転職ハードモードになったわけですが、予想外にたくさんの求人を紹介してもらえました。

最悪、「現在ご紹介できる求人はございません」とやんわりお断りされるかもと覚悟していたのですが。

なにせ、「身体障害者」でも「身体障害+発達障害者」でも、障害者雇用率のカウントは変わらないので、わざわざ重複障害者を雇用したい企業はないんですよね。

それだけdodaチャレンジさんが人物重視で応募者をしっかり見てくれて、企業に推薦してくれるということでしょう。ありがたい。

 

2.担当者が二人体制。アドバイザーの層が厚くフォローが丁寧

先日初回の面談に伺ったのですが、なんと担当者が二人ついてくださいました。これまで8社の障害者向け転職エージェントを利用してきましたが、初めてのことです。

「どちらかが新人さんなのかな?」と最初は思いましたが、お二人とも面談の進め方も上手いし障害者関連の知識も豊富なのでそうではなさそう。

さりげなく聞いてみたところ、私が特別ということではなく、「担当者二人体制」はdodaチャレンジでは良くあることなのだそう。

はじめは二対一で少し話しづらいかなと思ったのですが、色んな角度から話を引き出してくれるし提案もしてくれるので、担当二人体制は個人的にとてもよかったです。

もう少し突っ込んで考えると、「応募者一人に対して二人担当を付けられるほど、dodaチャレンジの人材が豊富で層が厚い」ということなんですよね。

障害者専門の転職エージェントだとギリギリの人数で回しているところも結構あります。人材が豊富なエージェントは、それだけ丁寧な支援が期待できます。

転職エージェントを利用する際は、どうしても「担当者と相性が合う・合わない」という問題が出てきますが、二人体制なら自分と相性が良さそうな方を主な相談相手にするとかもできそうで尚良し。

 

3.その他、dodaチャレンジについての感想や概要等

  • こちらから訊ねたわけでもないのに、「個人での応募や他のエージェント利用も問題ないですよ」と最初に伝えてくれたのは好印象。
  • 「人とのコミュニケーションにすごく負担がある(疲れてしまう)」「一方でやりがいを感じる部分は、人との関わりの中にある」という面倒な私の特性を上手く(見抜いたうえで)整理してくれて、現実的な案を提案してくれたのはさすが。
  • 求人の7~8割は事務職。年収のボリュームゾーンは300万円前後。
  • 求人のうち、契約社員からスタートするものが6~7割。

 

不満な点:後日追記します。

現状、初回面談を終えて求人を紹介していただいた段階では、特段不満な点はありません。

が、今後応募して選考を進めていく中で何かしら出てくるとは思いますので、その時にまた追記します。

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dodaチャレンジの利用方法-1.WEB登録

まずは利用登録です。画面は多少異なりますが、PCでもスマホでも手順は同じです。

まずはdodaチャレンジのページから「転職支援サービスに今すぐ登録(無料)」をクリックします。

dodaチャレンジ登録画面

次に登録のための情報を入力していきます。項目は下の3つのみで、3分もあれば完了します。

  1. 氏名、生年月日、住所などの基本情報
  2. 手帳種類、障害名・等級
  3. 就業状況・転職理由など

dodaチャレンジ 情報入力画面

情報入力が完了すると、入力したメールアドレス宛に、登録確認の連絡が届きます。

 

dodaチャレンジの利用方法-2.面談日程の調整・書類の準備

追って担当者から面談(障害についてや希望条件のヒアリング、求人紹介など)についての案内が届きます。

dodaチャレンジからのメール文面

登録した日の夜には担当者から連絡が来ました。

面談日程の調整はもちろんですが、面談前の準備として、「事前アンケートへの回答(メールへの返信)」と「マイページの更新」が必要です。

マイページには、学歴や直近の年収、資格などを入力し、さらに職務経歴書をアップロードしておきます。

面談の中で担当者と相談しながらブラッシュアップしていくこともできますので、正直そこまで作りこむ必要はありません。面談で話がスムーズにできる程度にはまとめておきましょう。

面談当日は、障害者手帳と証明写真を持参するだけでOKです。

 

dodaチャレンジの利用方法-3.転職エージェントとの面談

面談は基本的にdodaチャレンジのオフィスで行います。東京・大阪・名古屋圏以外の方は、電話面談となります(対面での面談を希望するなら、その旨連絡しましょう)。

面談は個室で、上述の通り担当エージェントが二人体制だったので、二対一で行いました。時間はおよそ2時間弱。

流れとしては、

  1. dodaチャレンジについての紹介、マイページ登録内容の確認(20分)
  2. 障害について、過去の経歴、希望条件等のヒアリング(1時間+α)
  3. 求人案件の紹介(20分)

面談が終われば、いよいよ求人紹介、応募に進みます。その後の流れや、面談でどんなことを話すかは、下記の記事にまとめていますので、気になる方はどうぞ(冒頭にもリンク張りましたが)。

 

補足:dodaチャレンジでは、マイページで応募や選考の進捗確認などが可能。いちいちメールでやり取りするより早くて良いですね。

【紹介された求人一覧】
dodaチャレンジ_求人一覧

【応募企業一覧】
dodaチャレンジ_応募履歴一覧

 

まとめ:担当者二人体制のサポート体制と、条件の悪い応募者(私)にもたくさんの求人を紹介してくれる懐の深さが〇

転職エージェントって、会社ごとにも質の良し悪しってもちろんありますが、担当者との相性に左右されるところが大きいと思いますので、担当者二人体制はすごく良い。

また、聴覚障害+発達障害というハードル高めな私にもたくさんの求人を紹介して頂けたのも本当にありがたい。

「転職エージェントの利用を断られてしまった」という相談も少なからず受けていたので、そういう経験のある方は、dodaチャレンジを使ってみることをおすすめします。

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また、転職エージェントを利用する際は、1社だけでなく、複数社(おすすめは2~3社)登録して転職活動するのが基本です。

それぞれに強みと弱みがありますし、扱っている求人(応募できる企業)もエージェントによって異なります。

ですので、上手くカバーし合えるような転職エージェントを、せめてもう1社は登録することを強くおすすめします。

 

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