相談コーナー回答 障害者の就職・転職

障害者が自分にマッチした会社を見つけるためには、素のままで面接に臨んだ方がいいのでしょうか【相談コーナー回答】

2018年4月30日

障害当事者であり、採用担当でもあるむじなです。

障害者の仕事・就職・転職についての無料相談コーナーを設けてから早半年。

これまで約100件の相談が寄せられ、都度回答しています(最近多数のご連絡を頂いているため、返信遅くなり申し訳ございません)。

障害者の仕事・就職・転職についての無料相談はじめます

同様の相談を頂くことが多い=ニーズの高い内容について、ブログでもご紹介していきます。

 

質問内容

POST

障害者枠の事務職で働いている20代半ばの男性です(障害:ADHD)。

今の職場が自分に合っていないと感じていて、転職活動をしています。

職場とのミスマッチが原因の転職活動なので、今度こそ自分に合った会社を見つけたいと思い、面接では取り繕わず、素のままの自分で臨むようにしています。

本当の自分を見せて採用してくれる会社なら、長く働けると考えたからです。

しかし面接は軒並み不採用で、行き詰っています。今のまま転職活動を続けて成功できるでしょうか?

アドバイスを頂ければありがたいです。

 

むじなからの回答

むじな

いつもブログご覧いただきましてありがとうございます。

採用面接で「素を見せる」のは、自分にマッチした会社を見つけるためにも、大切な考え方だと思います。

しかし、「素を見せる」と「面接の準備をしない」はイコールではありません

ありのままの自分を表現するにも、しっかりと準備しておく必要があります。

私は障害者採用担当者として、面接の際は「応募者のいいところを引き出そう」と思って質問をしています。他の企業の面接官も同じです。

しかし、「引き出そう」と思っても、何も出てこないようでは、評価のしようもありません。

「これまで一番思い入れが強い仕事は?」「どういう理由でそう思いましたか?」「その仕事でどのように成長できたと思いますか?」

しっかり自分の言葉で答えられますか?

素の自分を表現するためには、「どんな言葉で、どんなエピソードを話せば一番伝わるのか」を考えておく必要があります。

過去頻出質問一覧を記事にまとめていますので、まずこの質問について、「どう答えれば素顔を表現できるか」を考えて、書き出してみましょう。

(カンペではなく、話の引き出しを整理するためですよ)

 

また、「面接で説得力のある話し方ができる」レベルになるには、やはり実戦経験を積むしかありません。

模擬面接で話す経験を積むなら、転職エージェントを利用するのがおすすめです。

応募企業の「過去の質問事例」で練習してくれますので、実際の面接と近い経験ができます。選考通過のためのポイントもフィードバックしてもらえますので、面接準備には最適です。

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