「パーソルダイバースの障害者採用は、どのような選考なのだろう」
「適性検査や実技選考では、何をするのか知りたい」
「選考に落ちた場合、どこを見直せばよいのだろう」
私は2019年、当時のパーソルチャレンジ株式会社が募集していた障害者採用の事務職へ応募し、一次面接、職場実習形式の実技、適性検査、最終面接を経て内定を得ました。
ただし、最終的には別の働き方を選び、内定を辞退しています。そのため、この記事は選考を受けて内定を得るまでの記録であり、入社後の仕事内容や職場環境を評価する記事ではありません。
また、パーソルチャレンジ株式会社は、パーソルサンクス株式会社との統合により、2023年4月1日からパーソルダイバース株式会社として事業を開始しています。
この記事では、私が2019年に実際に受けた選考内容と、2026年8月時点の公式採用情報を明確に分けて紹介します。現在の選考内容や雇用条件を保証するものではないため、応募する求人票と公式採用ページも必ず確認してください。
先に結論
- 私は2019年、旧パーソルチャレンジの障害者採用事務職へ応募し、内定を得た
- 当時の流れは、一次面接、約3時間のデータ入力実技、適性検査、最終面接、条件面談だった
- 現在のPC事務系障害者採用も、書類、一次面接、実技・適性検査、最終面接、内定が基本と案内されている
- 私の適性検査は、タイピング、性格検査、基礎的な言語・計算問題だった
- 面接では、職歴・退職理由・仕事選びの軸・チーム就業・障害特性・体調管理を詳しく確認された
- 現在は原則オンライン面接で、選考回数・フロー・試験内容は変更される可能性がある
- 私は入社していないため、職場の評判や入社後の実態は断定できない
パーソルダイバースと旧パーソルチャレンジの関係
私が選考を受けた2019年当時の社名は、パーソルチャレンジ株式会社でした。
公式発表によると、パーソルチャレンジ株式会社とパーソルサンクス株式会社は2023年4月1日に経営統合し、パーソルダイバース株式会社として事業を開始しました。
現在のパーソルダイバースは、パーソルグループの特例子会社として事務アウトソーシングなどの事業を行うほか、障害者向け転職支援サービス「dodaチャレンジ」も運営しています。
この記事で「パーソルチャレンジ」と記載している箇所は2019年当時の体験、「パーソルダイバース」と記載している箇所は現在の会社・採用情報を指します。
この記事で扱うのは「障害者採用のPC事務職」
パーソルダイバースには、複数の採用区分があります。
- 障害者採用:PCを使用する事務の職種
- 障害者採用:作業・製造系の職種
- 障害の有無を問わないキャリア採用
- 新卒採用
- 完全在宅・短時間勤務など特定の雇用モデル
私が受けたのは、現在の区分でいえば「障害者採用(PCを使用する事務の職種)」に近い求人です。
キャリア採用や作業・製造系では選考方法が異なります。「パーソルダイバースの選考はすべてこの記事の流れ」と考えず、自分が応募する採用区分と職種を確認してください。
2019年当時と現在の選考を比較
| 項目 | 私が受けた2019年の選考 | 2026年8月時点の公式案内 |
|---|---|---|
| 会社名 | パーソルチャレンジ株式会社 | パーソルダイバース株式会社 |
| 採用区分 | 障害者採用の事務職 | 障害者採用(PCを使用する事務の職種)など複数区分 |
| 選考の流れ | 一次面接→実技→適性検査→最終面接→内定・条件面談 | 書類選考→一次面接→実技選考・適性検査→最終面接→内定 |
| 面接方法 | 本社で対面 | PC事務系は原則オンライン。難しい場合は相談可能 |
| 実技 | 約3時間のデータ入力 | 実技選考があることは公表。具体的内容は職種・時期により確認が必要 |
| 適性検査 | タイピング、性格検査、言語・計算 | 適性検査の実施は公表。具体的な種類・問題は公式ページに記載なし |
現在の公式ページにも、状況に応じて選考回数とフローが変わる可能性があると記載されています。私と同じ順序・時間・問題が出るとは限りません。
私が応募した求人の概要
私が2019年に応募した求人は、東京勤務の事務職でした。
- 業務内容:事務業務
- 雇用形態:契約社員
- 勤務地:東京
- 当時の予定年収:196万円~305万円
- 所定労働時間:1日8時間
- 当時の年間休日:125日
これは私が応募した2019年当時の求人条件です。現在の賃金、雇用形態、勤務時間、休日ではありません。
現在の公式採用ページでは、職種ごとに仕事内容、応募要件、雇用形態、勤務時間、評価制度、休日、福利厚生、勤務地が掲載されています。必ず応募する求人の募集要項を確認してください。
一次面接の概要
- 面接官:1名
- 面接方法:本社で対面
- 所要時間:1時間強
面接は、威圧的な雰囲気ではなく、話しやすい進め方でした。
ただし、質問は表面的な確認だけではありません。職歴、仕事の好み、転職の軸、障害特性、体調管理について、回答に応じて詳しく聞かれました。
一次面接で実際に聞かれた質問
質問を目的ごとに整理すると、次の内容です。言葉は当時の記憶をもとにまとめており、逐語的な再現ではありません。
経歴・志望動機・仕事選びに関する質問
- 自己紹介をしてください
- どのような働き方をしていきたいですか
- 当社を志望した理由は何ですか
- これまでの会社を退職した理由は何ですか
- 今までで最も面白いと感じた仕事は何ですか
- 定型業務と、自分で考えて判断する非定型業務では、どちらが合うと思いますか
- チームで仕事を進めることはできますか
- 将来、リーダーとして仕事をすることについてどう考えますか
- 転職回数が複数ありますが、仕事に飽きやすい面はありますか
単に「事務経験があります」と答えるだけでなく、どのような仕事で力を発揮したか、どのような環境が合うかを説明する必要がありました。
障害特性と体調管理に関する質問
- 発達障害と診断された時期と、受診したきっかけ
- 発達障害によって仕事上どのような支障がありますか
- 診断前と診断後で、自分の理解や対処に変化はありましたか
- 聴覚障害と診断された時期、原因、症状
- 障害特性が心身の体調へ影響することはありますか
- 通院と服薬の状況
- 生活リズムは安定していますか
- 仕事や体調について相談できる人・機関はありますか
障害名や等級だけではなく、仕事への影響、自分で行っている対処、必要な配慮、体調悪化を防ぐ方法まで準備しておくことが重要です。
勤務条件に関する質問
- 入社を希望する時期
- 残業が発生した場合に対応できるか
- 希望年収
できるだけ採用されやすい回答を作るのではなく、実際に継続できる勤務条件を伝える必要があります。
一次面接で重視されていたと感じたこと
面接官から正式な評価基準を説明されたわけではありません。以下は、質問内容から私が感じたポイントです。
- 転職回数が複数あっても、職歴と退職理由に一貫した説明があるか
- 定型業務と非定型業務のどちらが合うか、自己理解ができているか
- チームで働くことへの理解があるか
- 障害特性を、仕事への影響まで具体的に説明できるか
- 自分で行う対処と、会社に求める配慮を分けているか
- 生活リズムと体調が安定しているか
- 入社後の仕事とキャリアを現実的に考えているか
パーソルダイバースに限らず、障害者雇用の面接で聞かれやすい内容は、「障害者の採用面接で聞かれること・頻出質問まとめ」でも整理しています。
退職理由をどのように準備するか
パーソルダイバースの面接を準備する際、退職理由をどこまで整理すべきか迷う人もいると思います。
私の一次面接と最終面接では、過去の会社ごとに、入社の経緯、仕事内容、退職理由を確認されました。転職回数が複数ある場合は、会社ごとに別々の話をするだけでなく、全体に一貫した仕事選びの軸が必要です。
次の順で整理すると説明しやすくなります。
- 入社時に期待していたこと
- 実際に担当した仕事
- 継続が難しくなった具体的な事情
- 解決のために自分が行ったこと
- 次の職場では何を変えたいか
- 同じ理由で退職しないために必要な配慮や対策
障害や配慮不足が退職に関係した場合も、前職への不満だけで終わらせず、「どの場面で支障があり、何を試し、次はどのような対応があれば継続できるか」まで説明します。
退職理由や必要な配慮について、「内容は整理できても、面接で相手に伝わるか不安」という方もいると思います。
私は、この会社の選考とは別の転職活動で、atGPの模擬面接を受け、担当者の助言をもとに回答を見直しました。応募企業に合わせてどのような準備をしたかは、atGPで実際に受けた面接対策・利用体験にまとめています。
実技選考の内容:約3時間のデータ入力
私が受けた最終選考日は、実技、適性検査、最終面接を同日に行い、全体で約5時間かかりました。
最初に行った実技は、職場実習という名称でしたが、数日間にわたり実際の部署で働くものではありません。約3時間の業務体験を兼ねた選考でした。
実技で行ったこと
- アンケート用紙の内容をExcelへ入力する
- 用意されたマニュアルに従って処理する
- 約3時間、自分で適宜休憩を取りながら進める
当時、正式な採点基準は明かされませんでした。入力数、正確さ、作業時間、マニュアルに沿って進められるか、休憩を含めた自己管理などを確認しているのではないかと感じました。これは私の推測です。
後日の条件面談では、この実技でアンケート入力をしたからといって、入社後に必ず同じ業務を担当するわけではないと説明されました。
最終面接で実技の感想を聞かれた際、私は「自分に特に向いている業務とは感じなかった」と率直に答えました。それでも内定を得ているため、単純に処理量だけで合否を決めていたわけではないと考えています。
実技選考で意識したいポイント
現在のPC事務系障害者採用でも、実技選考があることは公式ページに記載されています。ただし、具体的な課題は公開されておらず、現在も私と同じデータ入力とは限りません。
準備するとすれば、次の点が実用的です。
- Excelのセル移動と文字・数字の入力に慣れる
- 速さだけでなく、入力後に見直す習慣をつける
- マニュアルを最初に読み、判断が必要な箇所を把握する
- 分からない点を放置せず、質問方法を確認する
- 長時間のPC作業で、適切なタイミングに休憩を取る
- 作業終了前に、入力漏れと形式の誤りを確認する
選考時に、画面表示、入力機器、休憩、指示方法などの配慮が必要な場合は、事前に採用窓口へ相談してください。現在の公式採用ページにも、障害に関する選考上の配慮を相談できると記載されています。
適性検査の内容
私が2019年に受けた適性検査は、次の内容でした。
- タイピングテスト
- 性格検査
- 基礎的な能力検査(言語・計算)
合計の所要時間は、約1時間でした。
難解な専門知識を問う試験ではなく、事務作業に必要な基本的なPC操作、言葉と数字の処理、回答傾向などを確認する内容でした。
現在の公式採用ページにも適性検査の実施は記載されていますが、検査名、問題数、制限時間、出題内容は公表されていません。現在も同じ検査だと断定はできません。
パーソルダイバースの適性検査対策
試験内容を予想して特定の問題だけを暗記するより、事務職に必要な基礎を整えておく方が対応しやすくなります。
タイピング
- 入力速度と正確率を測る
- 数字、記号、日本語の入力を練習する
- 入力後に誤字を見直す
- 普段使わないPCやキーボードでも慌てないようにする
言語・計算
- 短い文章の内容を読み取る
- 語句の関係や意味を確認する
- 四則演算、割合、表の読み取りを復習する
- 分からない問題に時間を使い過ぎない
性格検査
性格検査で「採用されそうな人物」を作ろうとすると、似た質問への回答が矛盾することがあります。
面接で話す自分の特性や仕事の好みと大きくずれないよう、考え過ぎずに回答する方がよいでしょう。
適性検査全般の準備は、「障害者雇用の適性検査で落ちないための対策」でも詳しく解説しています。
最終面接の概要
- 面接官:1名
- 面接方法:本社で対面
- 所要時間:1時間弱
最終面接も穏やかな雰囲気でした。ただし、一次面接よりも、これまでの職歴をつなげて説明する質問が多かったと記憶しています。
最終面接で実際に聞かれた質問
- 実技を受けた感想はどうでしたか
- これまでの経歴を簡単に説明してください
- なぜ過去の職種を選んだのですか
- 各社への入社理由、仕事内容、退職理由を説明してください
- これまでの職歴で、自分のキャリアの軸になった仕事は何ですか
- 転職先を選ぶ際に重視することは何ですか
- 障害特性が心身の体調へ影響することはありますか
- 現時点で、当社で働くイメージは湧いていますか
- あらためて、当社を志望する理由は何ですか
- 何か質問はありますか
一次面接で答えた内容と矛盾しないよう、職歴、転職理由、志望動機、希望する働き方を一つの流れで説明できる準備が必要です。
最終面接で使える逆質問は、「障害者雇用の面接で使える逆質問20選」にまとめています。
内定後の条件面談で確認したこと
最終面接を通過した後、内定の連絡と条件面談がありました。
私が2019年当時に説明を受けた主な内容は、次のとおりです。
- 当時応募した求人は、有期契約からの開始
- 配属と担当業務は、入社後の研修や適性を踏まえて決定
- 評価に応じて等級・処遇が上がる制度
- 正社員登用には、等級、評価、勤務状況、上司の推薦、試験など複数の条件がある
これらは2019年に私が受けた説明です。現在の制度ではありません。
2026年8月時点のキャリア採用公式FAQでは、契約社員からの正社員登用制度は2種類あり、難易度や項目が異なること、毎年複数名の登用実績があることが案内されています。詳しい条件は選考時に確認するよう記載されています。
障害者採用の事務職とキャリア採用では制度が異なる可能性もあります。雇用形態、契約更新、昇給、正社員登用を重視する場合は、自分が応募する求人について書面と採用窓口で確認してください。
内定を得たが入社しなかった理由
私は選考を通じて内定を得ましたが、当時、別の働き方を選ぶことを決めたため、内定を辞退しました。
したがって、私が分かるのは、応募から内定・条件面談までの対応です。
実際の業務量、上司との関係、配慮の運用、評価、正社員登用の実態などを、自分の入社経験として語ることはできません。「働きやすい会社」「必ず配慮される会社」と断定することも避けます。
選考中は質問しやすく、障害特性や仕事への考え方を丁寧に確認してもらえたというのが、応募者としての感想です。
「パーソルダイバースに落ちた」原因は分かるか
パーソルダイバースの選考に落ちた理由は、企業から具体的な説明がなければ、外部から断定できません。
私も内定者というだけで、採用基準やほかの応募者の評価を知っているわけではありません。
採否は、次のような複数の要素を総合して判断された可能性があります。
- 応募職種で求める経験・PCスキルとの一致
- 実技の正確さ、処理方法、マニュアル理解
- 仕事の好みと、実際の業務内容との相性
- チームで働くためのコミュニケーション
- 職歴・退職理由・志望動機の一貫性
- 障害特性と必要な配慮の具体性
- 勤務時間、勤務地、入社時期など求人条件との一致
- 応募時点の採用枠と、ほかの応募者との比較
上記は一般的な見直しの視点であり、パーソルダイバース内部の採用基準を示すものではありません。
落ちた後に見直したい7項目
1.求人の仕事内容と自分の経験が合っていたか
「障害者雇用の事務職」という名称だけで判断せず、データ入力、確認、承認、社内外との連絡など、実際の業務と自分の経験を照らし合わせます。
2.職務経歴書でPCスキルを具体的に示したか
「Excelを使用できる」だけでは、実務で何を任せられるか分かりません。
入力、集計、照合、関数、データ件数、正確性の工夫など、実際に行った業務を書きます。
3.退職理由に一貫性があったか
転職回数が複数ある場合は、会社ごとの理由に加え、現在の仕事選びで何を重視しているかを説明します。
4.障害特性を仕事と結び付けて説明したか
診断名や症状の説明だけでなく、仕事で支障が生じる場面、自分の対処、必要な配慮、配慮があればできることを伝えます。
5.実技で速さを優先し過ぎなかったか
PC事務では処理量だけでなく、正確さ、ルールの理解、見直し、質問の仕方も重要です。速さだけを意識して入力ミスが増えていなかったか振り返ります。
6.仕事の好みを正直かつ具体的に説明したか
定型業務と非定型業務、個人作業とチーム作業など、どちらが得意かだけでなく、過去の仕事での具体例を添えます。
7.条件が求人と合っていたか
希望勤務時間、通院、在宅勤務、残業、勤務地、入社時期などが求人の条件と合っていたか確認します。
働き続けるために必要な条件を無理に下げる必要はありません。条件が合わなかった場合は、自分の価値を否定されたのではなく、その求人との相性が合わなかったと考え、別の職種や会社も検討します。
パーソルダイバースへ再応募できるか
2026年8月時点の公式FAQでは、障害者採用への再応募は、前回の応募から6か月経過していれば可能と案内されています。
障害者採用では、拠点や職種が異なる場合も、6か月経過していないと応募を受け付けられないと記載されています。
再応募する場合は、期間が過ぎるのを待つだけでなく、前回から何が変わったかを説明できるようにします。
- PCスキルや職務経験が増えた
- 体調や生活リズムが安定した
- 障害特性と必要な配慮を整理できた
- 希望職種と応募理由が明確になった
- 実技・適性検査の基礎を準備した
再応募ルールは変更される可能性があります。応募前に公式FAQを確認してください。
2026年時点のPC事務系障害者採用
現在の公式採用ページでは、PCを使用する事務職の例として、次の業務が案内されています。
- 人材派遣会社の各種事務代行
- 求人情報の作成・チェック
- 契約書のデータチェック・承認
- 経理・人事関連業務
- 専用システムを使用したデータ入力
選考は、書類選考、一次面接、実技選考・適性検査、最終面接、内定が基本です。
また、公式FAQでは次の内容が案内されています。
- 面接は原則オンライン
- PC事務系は週5日勤務が必要
- 週30時間以上であれば、時短勤務から始められる場合がある
- 入社日は毎月1日が原則だが相談可能
- 障害情報は上司への開示を求めるが、社員同士への周知は必須ではない
- 通院に利用できる休暇制度が案内されている
これらも2026年8月時点の情報です。募集職種や勤務地によって条件が異なるため、最新の求人票を優先してください。
選考前に準備しておきたいこと
応募書類
- 職歴ごとの仕事内容と実績
- PCを使った業務の具体例
- 会社ごとの退職理由
- 転職で重視する条件
- 障害による仕事への影響
- 自分で行っている対処
- 会社に求める配慮
面接
- なぜパーソルダイバースなのか
- なぜ応募した職種なのか
- 定型・非定型、個人・チームのどの仕事が合うか
- 入社後にどのような働き方をしたいか
- 体調悪化の兆候と対処方法
- 必要な配慮が実施された場合にできること
実技・適性検査
- タイピングとExcel入力
- 入力後の見直し
- 基礎的な言語・計算問題
- 長時間作業時の休憩と体調管理
- オンライン受検時の通信・PC環境
選考上の配慮
面接や試験を受ける際に配慮が必要な場合は、選考日が決まる前に相談します。
- チャットや字幕による情報保障
- 試験問題や指示の文字での提示
- 休憩時間と試験時間
- 支援機関担当者の同席
- 使用するPC・入力機器・補助具
希望する対応だけでなく、何に支障があり、その対応があればどのように受検できるかを伝えると相談しやすくなります。
求人紹介を受けた経緯と、他の応募先の探し方
私がこの求人を紹介してもらったのはdodaチャレンジ
私が2019年に応募したパーソルチャレンジの求人は、当時同社が運営していた転職支援サービス「dodaチャレンジ」から紹介されたものでした。
聴覚障害と発達障害があり、転職回数も多かったため、利用前には求人を紹介してもらえるか不安がありました。それでも、面談では私の経歴や希望を確認したうえで、複数の求人を紹介してもらえました。
担当者との面談や求人紹介の様子を知りたい方は、dodaチャレンジを実際に利用した体験記事をご覧ください。
これは当時の私の体験です。現在も同じ求人を紹介されることや、紹介経由で選考が有利になることを保証するものではありません。
他の企業も含めて、自分に合う応募先を探したい方へ
選考の内容を知ることと、その会社が自分に合うかを判断することは別です。仕事内容、必要な配慮、雇用形態、通勤なども含めて比較したいところです。
私自身も、この選考では内定をいただきましたが、最終的には別の働き方を選び、辞退しました。
パーソルダイバース以外の応募先も探したい方や、自分に合う相談先を選びたい方に向けて、障害者向け転職エージェント3社の比較をまとめています。8社を利用した経験をもとに、それぞれの特徴や向いている人を紹介しています。
なお、すでに応募中の企業については、別のサービスから重複して応募せず、現在の応募窓口に確認してください。
パーソルダイバースの選考に関するよくある質問
現在も職場実習がありますか
PC事務系の障害者採用では、現在も公式ページに「実技選考・適性検査」が記載されています。ただし、私が受けた2019年の実技は当時「職場実習」と呼ばれており、現在の名称・内容・時間と同じとは限りません。
作業・製造系の一部職種では、採用試験前に支援機関を通じて複数回の職場実習を行う場合があると案内されています。PC事務系とは別の仕組みです。
適性検査は難しいですか
私が受けた検査は、タイピング、性格検査、基礎的な言語・計算で、専門知識を問う難解な内容ではありませんでした。ただし、現在の検査内容は公開されておらず、同じとは限りません。
実技がうまくできないと必ず落ちますか
合否基準は公開されていません。私自身、実技後に「特に向いているとは感じなかった」と答えましたが内定を得ました。面接、応募書類、実技、適性検査、求人との相性などを総合して判断された可能性があります。
障害者採用とキャリア採用は何が違いますか
障害者採用は、PC事務、作業・製造など障害のある人を対象とする職種です。キャリア採用は障害の有無を問わず、提案・支援、マネジメント、企画、人事、ITなど幅広い職種があります。
キャリア採用の現在の基本フローは、書類選考、一次面接、適性検査、二次面接、最終面接、内定です。この記事の体験とは異なります。
面接はオンラインですか
PC事務系の公式FAQでは、現在は原則オンライン面接と案内されています。オンライン環境での受検が難しい場合は相談できます。
再応募できますか
2026年8月時点の障害者採用FAQでは、前回の応募から6か月経過していれば再応募できると案内されています。
内定後は必ず正社員になれますか
正社員登用を保証するものではありません。現在の公式FAQでは登用制度があることは案内されていますが、具体的な条件は選考時に確認するよう記載されています。応募求人の雇用形態、契約更新、登用条件を個別に確認してください。
まとめ:体験記は準備の参考にし、現在の求人を基準に判断する
私は2019年、旧パーソルチャレンジの障害者採用事務職へ応募し、次の選考を受けました。
- 一次面接
- 約3時間のデータ入力実技
- タイピング・性格・言語・計算の適性検査
- 最終面接
- 内定・条件面談
現在のパーソルダイバースのPC事務系障害者採用も、大枠では似た選考が案内されています。しかし、社名、面接方法、募集職種、雇用条件、制度は変わっており、実技・適性検査の内容も同一とは限りません。
この記事から特に参考にしてほしいのは、問題の答えではなく、次の準備です。
- 職歴と退職理由を一貫して説明する
- 仕事の好みと得意・不得意を具体例で示す
- 障害による支障、自分の対処、必要な配慮を整理する
- PC入力では速さと正確さの両方を意識する
- 選考上必要な配慮を事前に相談する
- 入社判断に必要な雇用条件と制度を書面で確認する
選考に落ちても、理由を外部から断定することはできません。自分の価値そのものを否定されたと考えず、求人との相性と、次の選考で改善できる点を分けて振り返ってください。
参考にした公式情報
現在の会社・採用情報は、2026年8月27日時点で次の公式ページを確認しています。
- パーソルダイバース株式会社「2023年4月1日より事業開始」
- 障害者採用(PCを使用する事務の職種)ご応募にあたって
- 障害者採用(PCを使用する事務の職種)よくある質問
- 障害者採用(作業・製造系の職種)ご応募にあたって
- キャリア採用 ご応募にあたって
- キャリア採用 よくある質問
※本記事の選考体験は2019年当時のものです。現在の募集職種、選考方法、試験内容、雇用条件、制度は変更される可能性があります。応募前に必ず公式採用ページと個別求人を確認してください。
