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聴覚障害+発達障害者、元人事マンのむじなです。
「障害者転職記」と言いながら最近転職関連の記事がご無沙汰でしたので、今日はがっつり書いていきます。
少し前になりますが(と言っても今年の話)、障害者向けの転職エージェント「dodaチャレンジ」を運営するパーソルチャレンジ株式会社の選考を受けました。
実はしばらくフリーランスとして働いていくことに決めましたので入社はしていませんが、内定をいただくところまで選考を進めることができたので、その内容をお伝えしていきます。
パーソルチャレンジ株式会社の障害者求人と選考の概要
【求人概要】
- 業務内容:事務業務
- 雇用形態:契約社員(同社は全員有期契約社員でスタート)
- 勤務地:東京
- 予定年収:196万~305万 ※経験、スキルを加味して決定
- 所定労働時間:8時間
- 年間休日:125日
【選考概要】
- 一次面接
- 職場実習(2,3,4は同日実施)
- 適性検査
- 最終面接
- 内定オファー面談
パーソルチャレンジの一次選考(面接)内容
- 面接官:1名
- 場所:パーソルチャレンジ本社
- 時間:1時間強
以下、面接での質問内容
- 自己紹介をしてください
- どういった働き方をしていきたいと考えているか
- 当社を志望した理由は
- 前職までの退職理由は
- チームで仕事を進めていくことはできるか(得意か)
- 障害特性で体調に支障が出ることはあるか
- 飽きっぽいタイプか(転職回数の多さからの質問?)
- 今までで一番面白かった仕事は何か(楽しく仕事ができたのはいつか)
- 定型的な業務と、自分で考えて判断していく非定型的な業務とどちらが楽しいと思うか
- 将来的にはリーダー的な立場で仕事をしてほしいと思っているが、得意な方か
- 発達障害の診断時期、受診したきっかけ、状態について
- 診断を受ける前と受けた後で何か(自分の中で)変わったことはあるか
- 聴覚障害の診断時期、原因、受診したきっかけ、症状について
- 通院、服薬の状況について
- 生活リズムについて(安定しているか)
- 悩みを相談できる人はいるか
- 入社希望時期・残業時間(残業できるか)・希望年収
- 面接官からの会社・業務説明、逆質問
面接はフランクな雰囲気で話しやすいです。
しかし、自分なりに仕事について、就職・転職活動についてしっかりと軸を持っていないと突っ込んだ質問が来た時に困るかもしれません。
パーソルチャレンジの最終選考(1.職場実習)内容
パーソルチャレンジの最終選考は(応募職種にもよるかと思いますが)、職場実習・適性検査・最終選考で合計5時間の長丁場です。
まずは職場実習の概要から。
職場実習とは言っても、何日も職場の中に入って実際の業務に取り組むという形ではなく、3時間程度の業務体験(兼選考)と言った方が分かりやすいですね。
私が実施したのは、
- 3時間程度のデータ入力業務
- アンケート用紙の内容を、マニュアルに沿って、PCを使ってEXCELデータにする
- 入力数・正確度・所要時間が(おそらく)採点基準となる
というもの。
3時間ぶっ通しというわけではなく、自分で適宜休憩をとりつつ実施します。
ちなみに、後日の内定オファーで聞いたのですが、職場実習でアンケート入力をやったからといってこの業務を担当するわけではないとのこと。
(実際、最終面接で実習内容についての感想を聞かれた際、「向いているとは言えない」と答えましたが、内定をいただきましたし)
パーソルチャレンジの最終選考(2.適性検査)内容
適性検査については下の二つ、合計1時間程度。
- タイピングテスト
- 性格検査+能力検査(言語・計算)
内容としてはそこまで難解なものでもなく、私は特に対策もせずに臨みましたが問題なし。
しかし、この手の適性検査について「全くやったことがない」「やったことはあるけどどんなものか忘れてしまった」という方は一度さらっと勉強しておきましょう。
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パーソルチャレンジの最終選考(3.最終面接)内容
- 面接官:1名
- 場所:パーソルチャレンジ本社
- 時間:1時間弱
以下、面接での質問内容
- 実習についての感想は
- 簡単にこれまでの経歴を説明してください
- なぜ○○(職業)になろうと思ったのですか
- これまでの職歴について、それぞれの会社への入社の理由・経緯、業務内容、退職理由
- これまでの職歴のなかで、自分のキャリアの軸になったと感じる仕事はどれか
- 転職の際、重視することは何か
- 障害特性が体調に影響することはあるか(心身ともに)
- 現状で、当社で働くイメージは湧くか
- 当社の志望動機は
- 逆質問
最終面接についても穏やかな雰囲気で、ひねったような質問もなく、基本的なところを押さえていれば問題ありませんでした。
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内定オファー面談
以下、内定オファー面談で伺った内容となります。
- しばらくは半年ごと更新の有期契約(原則更新を前提、会社都合での更新打ち切りはこれまでナシ)
- 実際の業務内容は、入社後の研修にて適性を判断の上決定する
- 基本的な働き方(評価)で、昇給していく制度設計。多少評価が悪くても下がらないようになっている
- 正社員登用の条件は、「グレード(等級)が一定以上」「人事考課が平均以上」「週5日フルタイムで働けること」「マネージャーの推薦があり、登用試験(筆記試験・面接)に合格すること」の4つ ※登用試験で落ちることはほぼないらしい
- 正社員登用は、最短半年以上勤務後(採用のタイミングによる)
「日本の障害者雇用の成功モデルになる」「誰にとっても(どんな障害があっても)働きやすい環境をつくる」という目標を掲げているパーソルチャレンジ株式会社。
内定もらっておきながら入社していない私が言うのもなんですが、これまでいろいろな会社を見てきた中でも、パーソルチャレンジは働きやすい環境が整っている会社だと感じました。
なお、パーソルチャレンジの求人は、同社が運営する転職エージェント「dodaチャレンジ」から紹介された案件だったので、選考が非常にスムーズに進みました。
筆者の利用体験記・紹介記事を読む
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今後も、公開できる範囲で、選考を受けた各社の情報を公開していきたいと思います。