聴覚障害+発達障害者、元人事マンのむじなです。
落ちたらカッコ悪いので黙ってましたが、「精神保健福祉士の養成専門学校(通信制)」の入試に合格しました!
4月からは社会人(離職中だけど)専門学生です。
さらに、キャリアコンサルタントの養成講座も受講することに決めましたので、4月からは忙しくなりそうです。
結構きつそうですが、お尻に火がつかないと何事にも取りかかれない性質なので、自ら火をつけていきます。
どちらも基本は通信制なので(働きながら学べるので)、転職活動は継続してやっていきますが、しばらくは学業優先の生活になりそうです。
なぜキャリアコンサルタントと精神保健福祉士の資格取得を目指すのか
ブログでは偉そうに書いてることもありますが、実際の仕事の場面では、いつもゲー吐きそうになりつつも愛想笑いを浮かべて何とかやってきました。
自分からもう少し弱みを見せられれば、もっと配慮も受けられるだろうし楽になるのだと思いますが、どうしても「弱い自分」を出すことができません。
デキル奴を装っておかないと、立場が危うくなるのではという不安が拭えません。
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と、こんな自分が変われるのかというのは一旦置いといて、同じように「誰にも言えないけど苦しんでいる人」がきっといると思います。
(メール相談でも、「リアルでは誰にも相談できず……」というお声をいただきます)
そして、私自身誰にも相談できずに苦しんだ経験があるからこそ、分かち合える・支えられる部分があるはずです。
「障害者の働く」を手助けしたい・後押ししていきたい。
幸いこれまで、障害者雇用の職域開拓や職場環境改善のリサーチ業務、障害者採用を含む人事の仕事などに携わってきたので、「障害者が働く現場」を知っていますし、肌感覚では分かっています。
「障害当事者の労働者であり、かつ採用する側・支援する側の経験もある」という他の方にはない視点も持っています。
が、「採用・就労支援」も「障害に関する知識」も、プロフェッショナルとは言えません。どっちも中途半端だという自覚はあります。
なのでこの機会に、キャリア形成支援の「キャリアコンサルタント」、精神障害者支援の「精神保健福祉士」の資格取得を通して、基礎的なところからしっかり勉強し直したいと思い、受講を決めました。
障害者による、障害者のためのキャリア支援のプロになりたい
キャリアコンサルタントについては今年中の、精神保健福祉士については2年後の取得を目指します。
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転職エージェントは、最終的に就職先を探すためのサービスです。自分のキャリアを見つめなおし、キャリア形成を支援してくれる場所ではありません。
また、障害者向けには「地域障害者職業センター」という半公的な相談所もありますが、「働きたいけど働けない障害者」を支援するところだという印象です(現在進行形で職業相談・職業評価を受けていますので、後日まとめます)。
そもそも、ハローワークも障害者職業センターも平日日中しか相談を受け付けておらず、「働く障害者」が相談できる体制が整っていません。
就労移行支援事業所は、働きながら利用することができません。
働く障害者がキャリアや適職について純粋に相談できる場所が、現在ありません。
この隙間を埋めていきたい。
将来、障害者のキャリア形成を支援できるプロフェッショナルになるべく、精進していきます。