人事部門で採用担当を務める聴覚障害者が、豊富な転職経験から学んだ情報を発信していきます。

むじなの障害者転職記

仕事の雑記

褒められない、分かってもらえないのが人事の仕事。それでもやれるか

投稿日:

障害当事者であり、採用担当でもあるむじなです。

ここ数年、会社や担当業務は変われど、ずっと人事の仕事をやっています。

以前「障害者が未経験から年収アップを目指せる職種」として人事を紹介したこともあり、「人事の仕事に就きたい」「人事の仕事について教えてほしい」という声をいただきます。

細かい仕事内容はいろんなサイトに書いてあるのでそれを参考にしていただければ良いと思いますので、今回は人事がどういう性質の仕事かをお話ししたいと思います。

確かに人事は経験を積んでいけばスキルが身につくし、やりがいもある仕事です。が、決して楽な仕事ではありません。

 

人事は誰にも褒められない、やって当たり前の仕事

仕事のやりがい・モチベーションの一つに、「お客様に喜んでもらえた時」を挙げる方は多いと思います。

人事の主なお客様は自社の社員です。自社に必要な人材を採用し、教育する、社員が働きやすい制度を作り、環境を整え、適正に運用する……。

人事とは、全ての社員のための仕事であり、人事担当者は常にその意識を持っているはずです。

が、現場の社員からすれば、人事は「会社側の人間」であり、「現場のことを何も知らない奴ら」です。

「人が足りなければ良い人材を採用する」「給与・保険・福利厚生は期限通りに、正確に」……これらは人事の大切な仕事ですが、現場の社員を思って一生懸命こなしても、誰も褒めてはくれません。

現場の社員からしてみれば「やって当たり前」であり、一つのミスも許されません。

苦労して採用しても、何か問題があれば「なんであんなのを採用したんだ」とクレームがくる(あなたも一緒に面接したじゃないですか!)。

逆にとっても良い人材だったとしても、「よくこんな良い方を採用してくれたね!」と褒められることはありません。

 

公平に仕事をすれば、文句が出る

ルールを整備し、公平に運用するのも人事の大切なお仕事です。

なので基本的に、一部の社員がルールに沿わないことを頼んできても、断るしかありません。

ここでも「人事は冷たい、融通が利かない」と文句を言われますが、公平に仕事をしようとしているだけです。

一部の(声の大きな)社員の顔色を伺いながら仕事をしていれば、文句を言われる機会は減るかもしれませんが、結果として「全社員のための人事」の仕事を全うすることはできないでしょう。

 

それでも人事の仕事がやりたいという方にしか、人事は務まらない

人事の仕事は、社員のために身を粉にしても、逆に社員から文句を言われるものです。

必ず一部の不満が出ることは避けられず、誰しもが満足する仕事はできません。基本的に褒められることはありません。

それでも、会社の全体最適を考えて、責任感と誇りをもって仕事ができる。そういう人にしか、人事の仕事は務まらないと思います。

決して楽な仕事ではありませんが、間違いなくやりがいがある仕事です。それでもやりたいという方は、ぜひ一緒に頑張りましょう。

 

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