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障害当事者であり、採用担当でもあるむじなです。
就職・転職活動中の障害者の皆さん、性格(適性)検査対策、してますか。
「性格検査に対策って必要なの?そのまま答えればいいだけでしょ?」って?
その通りです!が、性格検査対策は、「面接対策のために」やっておいた方が良いですよ。
そもそも性格検査とは
性格検査とは、「あなたの普段の思考や行動」について答えていくテストです。テストと言っても点数が出る訳ではありませんし、正解・不正解がある訳でもありません。
性格検査のイメージ1.計画を立てて物事に取り組む方だ
●あてはまる
〇どちらかと言えばあてはまる
〇どちらかと言えばあてはまらない
〇あてはまらない
性格検査のイメージ2.A:一度決めたことは最後までやり遂げる B:ゆっくりでも確実に業務に取り組む
〇Aに近い
●どちらかと言えばAに近い
〇どちらかと言えばBに近い
〇Bに近い
性格検査は、「応募者の性格を正しく把握し、入社後のミスマッチを防ぐ」という目的で実施されます。
応募する側も「自分に合った企業に入りたい」と思いますよね?なので、無理をして理想のあなたを演じる必要はありません、素のあなたのままで答えましょう。
矛盾した答えをしていないかも、チェックされていますしね。
ではなぜ、対策をした方が良いかというと、性格検査対策をしておけば面接に強くなるからです。
性格検査対策がなぜ面接力アップにつながるのか→質問が読めるようになるから
性格検査対策がなぜ面接力アップにつながるのかというと、面接でどんな質問がされるのか、先読みできるようになるからです。
性格検査では、応募者の回答結果から、「あなたの強み」「あなたの弱み」を導き出します。
誰にでも弱みはあるので、そこは問題ではありません。が、その弱みが業務に致命的な支障をきたすようでは困るのです。
なので面接の際、面接官は性格検査の結果をもとに、「あなたが自分の弱みを把握していて、その対策ができているのかどうか」を確かめようとします。
だから、性格検査の対策をして、自分の弱みを把握しておけば、面接でどんな質問がくるのか、事前に予測できるという訳です。
適性検査シェアナンバー1、私の勤める会社でも使っているSPI3を例に、具体的に見ていきましょう。
例:SPI3の場合
SPI3では、検査結果の報告書で「リーダーシップ:5」「チームワーク:3」等と数値化してくれるのはもちろん、「応募者の気になる点と質問例」を教えてくれます。
SPI3を利用している面接官は、この質問例を参考にしていることが多いです。
具体的に、どのように結果が出るのか見ていきましょう。
- 踏み込んだ人間関係を築くのが苦手なところはないか「苦手な人と物事を進めた経験はありますか。どう対応しましたか」
- 問題意識が高いが、批判的な印象を与えることはないか「他者の言動で気になったことはありますか。どう対応しましたか」
- 高い目標に対する挑戦心が不足することはないか「過去に挑戦したことを、取り組んだ理由と合わせて教えてください」
- 無難な考え方をするほうだが、発想の幅が狭いことはないか「最近興味をもったことはありますか。何が面白いと思いましたか」
- 先々のことまで考えて、必要以上に慎重になることはないか「大きな役割を担ったことはありますか。不安なことはありましたか」
- 従順なほうだが、人の指示があるまで行動しないところはないか「自分の発案で人と一緒に何かに取り組んだ経験はありますか」
- 考え過ぎて過度に注意深くなってしまうところはないか「もっと早く決断すればよかったと後から思った経験はありますか」
- 腰が重くフットワークの悪さを感じさせるところはないか「新しいことに取り組んだ際、どう進めたか具体的に教えてください」
- 繊細で人間関係のあつれきに弱いところはないか「周囲と意見が対立したとき、どう対応することが多いですか」
- 気分のむらが行動に表れやすいところはないか「やるべきことがあるのに気分が乗らないとき、どう対処しますか」
- 周囲に対する配慮が不足することはないか「人と一緒に課題に取り組む際に心がけていることはありますか」
- 退陣面での積極性が不足することはないか「新しい環境では、周囲とどのように関係を築いてきましたか」
- 素早く判断するほうだが、慎重さが不足することはないか「自分で計画を立てて実行した経験について教えてください」
このように、自分の性格(としてどのような結果が出るか)を知っていれば、このような質問が急に飛んできても対処できるようになります。
自分で受けられる性格検査はいろいろありますが、就職・転職に関するもので、かつ無料で受けられるものならリクナビNEXTのグッドポイント診断がおすすめ。
こちらの記事で登録~診断方法、どのように結果が出るかまで記載していますので、よろしければ参考までにどうぞ。
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