障害者の就職・転職

障害者の求人はオープンポジション~強みを明確にしておくことが大切

2018年1月6日

目次

障害当事者であり、採用担当でもあるむじなです。

就職・転職活動において、一番頭を悩ませるのは、「自分の強みは何だろうか」「自分に本当に向いている仕事は何だろうか」という自己分析ではないでしょうか。

そして、内定を勝ち取るためにも、自身の強みを明確にし、企業にアピールできるかは非常に重要な要素です。

こと障害者の就職・転職活動においては、健常者と比較してもその重要性はかなり高いです。

今回は、障害者の就職・転職活動において、いかに自己分析が大切なのかをお伝えしたうえで、簡単に・明確に自分の強みを把握するための方法をご紹介します。

 

自己分析の重要性:障害者の求人はオープンポジション

障害者の就職・転職は健常者以上に自己分析=自分の強みを明確にしておくことが重要です。

それは、タイトルにもある通り、障害者の求人は基本的に「オープンポジション」だからです

オープンポジションとは、「求人段階では特定のポジション(職種や配属部署)が決まっておらず、選考の中で応募者の適性を判断して決める」ことです

新卒・第2新卒を除いて、健常者の就職・転職では、あらかじめ求めるポジションが決まっていて、見合ったスキルや経験のある人を募集します。

一方障害者の就職・転職においては、このオープンポジションで選考を進めていく必要があります。

これはつまり、特定のスキルや経験がなくても、多くの企業に応募できるということです。

そして言い換えれば、あなたに「どんな強みがあるのか」「何が得意か」「どんなことがやりたいか」をしっかりと言語化し、選考でアピールする必要があるのです。

「何でもやります!」は一番ダメなパターンで、真っ先に落とされます。←これは、自分の強みを全く把握していない、何も考えていないのと同じですからね。

とは言え、「経理一筋10年です」「プログラミング経験豊富です」というような経歴でない限り、「自分はこれが強みです!」としっかり説明できる人って少ないのではないでしょうか

私も同じで、転職経験の浅い頃は、

「PCでの事務処理とかプレゼン能力?それはスキルか…。協調性とか?どうやって伝えればいいのかな…てか本当に協調性が強みなのか??」

といったような感じで、どうアピールすればいいのか、かなり悩みました。

転職エージェントを通しての転職活動では、応募企業から面接のフィードバックをもらえるのですが、

「コミュニケーション能力も高く、誠実な人柄です。しかし、具体的にどのポジションに配属するか、なかなかイメージが湧かない

と言われたことがあります。

能力もあり、人柄を評価されても、具体的な配属ポジションが明確にならない限り、次の選考にはなかなか進めないのです

余談:ちなみに、上記の企業では最終的に入社が決まりましたが、いろんな部署の方とタライ回しで5次面接までやりました。このケースでは、よっぽど企業の求める人材像とマッチしていたのでしょう。普通そこまでやってくれません、強みをアピールできなければ落とされます。

では、具体的にどのように自己分析を進めて、自分の強みを把握すればよいのか。

就活用にいろいろな書籍も販売されており、一時期私も関連の書籍を読み漁りましたが、最終的に行き着いたのは、転職サイトのリクナビNEXTで使える「グッドポイント診断」です

障害者専門の転職サイトではないので、求人探しに向いているとは言い難いですが、このグッドポイント診断を受けるだけでも登録する価値はあります。登録はもちろん無料。

 

グッドポイント診断のはじめ方

登録方法から説明していきます(PCでもスマホでも手順は同じですが、若干画面が異なります。ここではPCで説明)。

1.まずはリクナビNEXT【PR】のサイトへ。

2.下記のような画面が開きますので、メールアドレスを入力して「新規会員登録『無料』」ボタンをクリックします。

グッドポイント診断登録

3.入力したメールアドレスに仮登録メールが届きますので、記載のURLから本登録画面に飛びます。

4.記載の通りに情報を入力します。必須項目だけなら数も少ないので、サクサク進めればここまでかかる時間は3分ほどでしょうか。

5.ログインして、トップページの下の方にスクロールすると下記のような記載がありますので、そこをクリックします。

グッドポイント診断実施

 

グッドポイント診断を開始する

ここから具体的に診断が始まります。

下図のように、自分に当てはまるものを選んでいく択一式です。

グッドポイント診断開始

全三部で構成されており、一部が93問、二部が126問、三部が74問です。

目安時間として一部が14分、二部が15分、三部が11分(合計40分)となっていますが、そんなに時間はかからないと思います。

私は30分もかかりませんでした。

「結構時間かかるなぁ……」と思ったあなた。

30分で、自分の強みを「履歴書に書ける」「面接で話せる」レベルで文章化してもらえるのですから、この時間は決して無駄ではないと思います。

 

グッドポイント診断の結果

グッドポイント診断では、あなたに当てはまる5つの強みを提示してくれます。

ちなみに私の結果は以下の通りでした。

  • 柔軟性
  • 冷静沈着
  • 決断力
  • 悠然
  • 現実思考

一つひとつの項目について、詳しく記載があります。特に「納得!」と思えたものを引用します。

柔軟性

あなたは、好奇心旺盛で興味の範囲が広く、ものごとを柔軟にとらえることができます。また、突発的なできごとに対して臨機応変に対応することも得意です。何に対しても「もっとよいやり方があるはずだ」と考え、様々なアレンジを繰り返していくため、あなたの取り組みはどんどん進化していきます。あなたにとって、ひとつのやり方しか考えないことは悪なのです。
結果を出し続けていることが知れ渡るにつれて、周囲の人は改善したいことがある場合、あなたの視点やアイディアを求めるようになります。

かなり丁寧に説明してもらえますね。

自分の強みとして提示された5つの中に「自分の経験談を交えて話せる強み」があれば、その経験談をプラスアルファするだけで、面接で話せる「あなたの強み」になります

 

おまけ:適性検査(性格検査)の練習にもなる

ある程度規模の大きな企業に応募すると、適性検査を受けることが多いです。

適性検査は「言語能力や数処理能力を測る検査」と、「応募者の考え方を測る性格検査」があります。大体セットで受けることになるでしょう。

この性格検査は、グッドポイント診断と似たような形式のものなので、練習としても使えます

なぜ性格検査を練習しておく方が良いかというと、面接官は、この「性格検査の結果」と「あなたが面接で話す内容」にズレがないかを確認しています

ここで大きなズレがあると、「本当のことを話していないんじゃないか?」と不信感を持たれてしまうのです。

そこで、グッドポイント診断で事前に自分の強みや傾向を把握しておくことで、「性格検査の結果」とマッチしたアピールが面接で出来るようになるのです。

 

まとめ:障害者が就職・転職するなら、グッドポイント診断で自分の強みを把握しよう

障害者がオープンポジションの求人で応募するなら、自分の強みを明確にしておくことは必須です。

私もグッドポイント診断を使うことで、改めて自分の強み・面接でアピールすべきポイントを把握することができました。

私の数多くの転職活動を振り返っても、「自己分析」「強みの把握」は成功に大きく関わっていると思います。

このレベルの本格的な診断が無料で受けられるのは、グッドポイント診断だけだと思いますので、就職・転職を考えている障害者の方は、ぜひ一度試してみましょう。

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