障害当事者であり、採用担当でもあるむじなです。
2019年1月、発達障害の診断を受けました。
診断書は後日になるので診断名は確定ではありませんが、自閉症スペクトラム(ASD)とADHDの併発、ASD優勢の発達障害です。
継続してブログを読んでいただいている方はご存知かと思いますが、私は5年ほど前から聴覚障害がある身体障害者でもあります。5回以上転職してきたアラサーの会社員です。
自閉症スペクトラム(ASD)とADHDを併発している筆者はこんな生き辛さがありました
自分が「なんか周りの人より生き辛そうだぞ」という感覚はずっとありました。
- とにかく人と(特に知らない人と)のコミュニケーションが苦痛
- 聞いて(話して)良いことと悪いことの区別がつかず、雑談ができない
- (しかし)「明確なテーマ」があればそれに沿って流暢に話せてしまうため、採用面接などは得意(でも吐きそうなほど苦痛)
- 採用面接で評価され、コミュニケーション能力が必要な部署に配属されてしまう(結果ボロボロに)
- 批判を異常に恐れる。よって、仕事の話をするときや、成果物を提出するときは、完璧な準備をしようと勝手に疲弊してしまう(過剰適応)
- 短期記憶が弱すぎる、注意力散漫。アラームをかけたり付箋メモを使うなど工夫はしているが、メモを見た次の瞬間他のことに気を取られて忘れる
- とにかくモノをなくす。毎日幾度となく訪れるスマホ神隠しから、財布の置忘れまで様々(いまのところ奇跡的に毎回無事に見つかる)
…などなど。
「どうして周りの人は平気なんだろうか?みんな顔には出さないだけで、同じように感じているのだろうか?自分の努力が足りないのだろうか?」
誰にも弱みを見せまいと必死に自分を守りながら過ごしてきましたが、発達障害という診断がついたことで、ひとつ気持ちが楽になった思いです(現実的には何も変わらないわけですが)。
まずは受診から診断の経緯、検査などを発信していきます
私と同じように、「なんだか自分は生き辛い」と感じている方や発達障害で悩んでいる方、情報を集めている方の参考になるかと思いますので、まずは受診から診断の経緯や検査方法・検査結果などを順次発信していきます。
身体障害と発達障害、両方を当事者として語れる方はかなり少ないと思いますので、少なくともブログの上ではプラスに考え、これまで以上に発信に力を入れていきたいと思います。
今後とも、むじなの障害者転職記をよろしくお願いします。
合わせて読みたい