障害者の就職・転職

【障害者の転職成功事例紹介】地方から首都圏への就職・転職活動

目次

聴覚障害+発達障害者、元人事マンのむじなです。

嬉しい報告がありました。

以前、転職についてご相談を受けていた方から、転職成功のご報告を頂きました!

改めておめでとうございます!

今回はブログ掲載のご承諾も頂きましたので、地方から首都圏への転職成功事例として取り上げさせて頂きたいと思います。

※お名前、活動時期、お住いの地域等はプライバシー保護のため加工しております。

 

1.ご相談内容

むじな様

初めまして、Aと申します。

むじな様のブログ、就職活動に役立てたいと思い、読ませていただいております。

私は、発達障害(ADHD)の診断を受け、●年前に精神・3級の手帳を取得しております。

●月に離職し、現在、障害者枠で就職活動を行っておりますが、住んでる地域が地方(関東甲信越圏)のためか年齢(現在30代後半)か分かりませんが、エージェントに登録しても、断られたり、返事がないところや、地方なので大丈夫かとの問い合わせがありました。

大学院をでて、10年弱○○業界を、転職し、管理部門で数年業務をおこなっておりました。職は切らしたことはありません。

来週にはatgpとdodaと電話面談を行う予定ですが、中々厳しい状況です。

むじな様は地方出身ということで、地方に住んでた時は首都圏でどれくらいの期間でさがされましたでしょうか。

大変失礼なメールではあり、申し訳ありません。

 

2.むじなからの返信内容

A様

はじめまして、むじなです。いつもブログ閲覧いただきありがとうございます。

A様が「地方に居ながら首都圏での就職を目指している」という前提でお話しさせていただきます。

私の場合、転職エージェントとの面談から、2カ月強で内定に至りました(関西圏在住、首都圏の企業に絞って活動)。

まず、転職エージェントから「地方なので大丈夫か」と問い合わせがあるのは至極当然の話で、彼ら(エージェント)が一番嫌うのは、「企業との面接を取り付けたのに、応募者が面接に来てくれない」という事態です。

企業との信頼関係が崩れてしまうので。

地方在住の方は、物理的にそのリスクが高いので、求人を紹介してもらうには、首都圏在住者以上に「転職エージェントからの信頼を得る」必要があります。

地方の利用者に関しては、「面接をセッティングすれば絶対来てくれる」という信頼の置ける人にしか(首都圏の)求人は紹介してくれません。

電話面談は、応募者目線では負担が少なくて良い仕組みです。

ですがその代わり、エージェントとしては利用者の本気度が計りづらいのも事実です。

電話面談の際に、「(転職エージェントとの)面談ででも(首都圏まで)伺います!」という熱意を見せておけば、あちらもA様の本気度を感じて頂けるかと思います。

私は聴覚障害者なので電話面談ができなかったという事情もありますが、面談のためだけでも東京に出向いていました(ただし、1日のうちに複数のエージェントを出来る限りまわる)。

面接に関しても、できるだけ複数の企業の面接を1日のうちに調整してもらい、1日3社くらいは面接を受けていました。

エージェントとの面談も含めて、計5回くらいの遠征で複数社の内定までこぎつけました。

なお、30代後半は(障害者としては)年齢的にほとんど不利はありません。「職を切らしたことはない」というのも素晴らしい経歴です。

なので、条件面では決して不利はありません。あとはA様の熱意を(まずはエージェントに)しっかりアピールできるように作戦を立てることが肝心だと思います。

ご不明な点があれば、またお気軽にご連絡ください。

 

3.A様からの返信内容1

むじな様

連絡ありがとうございました。

とりあえずは、電話面談の際、熱意を伝えさせていただきます。

 

4.A様からの返信内容2

むじな様

いつもブログ拝見させていただいております、Aと申します。先月、むじな様へ一度メールさせていただきました。

本日、ある企業様から内定をいただきました。

むじな様のブログで色々と勉強させていただき、大変参考になりました。

契約社員からのスタートで、正社員にもなれる雇用形態です。年収も賞与いれて300万以上と自分としては、満足のいくオファーだったため、入社を決意しました。

一つ思ったのが、地方だからなのか、精神障害だからなのか、30代後半という年齢なのか理由か分かりませんが、エージェントはなかなか相手にしていただけない印象を持ちました(今回は、D&I、atgp、dodaで転職活動を行いましたが、その他はお断りされました)。

正直、決まって安心しました。

今後も、むじな様のブログ拝見させていただきます。

本当にむじな様のブログでかなり救われました。

ありがとうございました。

 

地方から首都圏への転職活動のポイント

  • 地方の利用者(応募者)は、転職エージェントにとってリスクが高い。まずは(登録時点で)エージェントに熱意をしっかり伝える必要がある=エージェントとの面談のためだけにでも、実際足を運ぶ(ほどの覚悟・決意があることをしっかりアピールしておく。必要に応じて実際に行く)
  • ひとつの転職エージェントに断られても諦めない。複数の転職エージェントに登録する
  • 転職エージェントをフル活用し、一回の上京で複数の面談・面接をこなせるように日程調整してもらう

地方から首都圏への転職活動は、費用も時間も労力もかかります。

もろもろの事情で「地元(地方)での就職・転職しか選択肢がない」ということも多いかと思います(特に障害があると)。

しかし(数少ない都市圏を除き)地方は求人自体が文字通り桁違いに少なく、年収も100万以上差があることもザラにあります。

状況が許せば、地方から首都圏への転職活動は十分トライする価値があると思います。

Aさんの成功事例を参考にして、効率よく転職活動を進めていきましょう!

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