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障害当事者であり、採用担当でもあるむじなです。
これまで私は5回以上転職をしてきまして、面接を受けた会社は50を超えていると思います。
口コミサイトが多い一般の就職・転職と比べて、障害者の就職・転職に関する情報はかなり限定されているので、なかなか実情が分かりません。
なのでこのブログでは、情報を持っている障害者転職エージェントの利用を勧めているわけですが、せっかく私が持っているこの経験も、公開できる範囲でブログで公開していきたいと思います。
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今回は、住商アーバン開発株式会社です。住友商事の子会社で、ショッピングモール等の商業施設の運営を事業とする会社です。時期は伏せますが、3,4年以内の情報とお考えください。
住商アーバン開発株式会社の障害者枠採用の面接内容
- 面接官:2名
- 場所:住商アーバン開発株式会社 晴海トリトン事業所
- オープンポジション(求人で配属先が決まっていない選考)
以下、面接での質問内容
- 出身地と現住所・通勤経路の確認
- 他にはどんな会社の選考を受けている?いつくらいから?どの選考は程度進んでいる?
- 障害の内容について具体的に→業務上どんな配慮が必要?通院は?
- これまでどんな仕事に携わってきたか、簡単に。
- 趣味について。
- 前職の退職理由の確認。入社後問題がないか。
- いつ頃から就業可能か。
- うちが運営しているショッピングモールに足を運んだことはある?
- これからのキャリアプランとして、バリバリ仕事をしていきたい?事務職的な仕事?
- 希望年収の確認
- 入社後は、アシスタント的な仕事から始めてもらうことになる。例えば雑務的な、体を使うような仕事もあるが、大丈夫?
- 数字を扱う業務への抵抗感は?
- うちのような不動産業界に入るなら、宅建は取っておいた方が良い。宅建の取得についてどう思う?
- 今受けている他社の選考は、業種も職種もバラバラだけど、そこにこだわりはないの?
- (面接官からの説明)今回の募集の雇用形態・想定年収等についての説明(再確認)
- 逆質問
ワンポイント:住商アーバン開発が関わっている商業施設について、しっかり知識をつける+実際に足を運ぼう
全体的にあっさりとした面接でしたが、自社が運営している商業施設についてはしっかり聞いてきた印象です。
面接の中でも、「(商業施設の運営という仕事に)興味がないと続かない」という言葉もあり、そこの関心については重視しているように思いました。
住商アーバン開発に限らず、店舗がある会社に応募する際は、実際に足を運ぶのは大事です。実際に行ったからこそ話せることが絶対にあります。
住商アーバン開発株式会社の障害者枠の面接の印象
住商アーバン開発の面接は、そこまで突っ込んだ質問もなく、終始こちらが返しやすい質問を投げかけてくれました。
正直、がっつり戦力として採用したいというよりも、アシスタント的な業務から、長く勤めてほしいという印象。
最低限の事務的な能力と、住商アーバン開発の仕事に対する興味関心といったところを重視していたように思います。
前回投稿したサントリーのような面接よりは、今回の住商アーバン開発のような面接が、障害者枠の採用では一般的かなと思います。
今後も、公開できる範囲で、選考を受けた各社の情報を公開していきたいと思います。