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ランスタッドの障害者向け転職支援では、どのような面談や求人紹介を受けられるのでしょうか。
私は聴覚障害と発達障害があり、現在は一般企業で人事労務の仕事をしています。これまで障害者向け転職エージェントを9社利用し、2026年にランスタッドへ再登録しました。
今回は在職中に、経験を活かせる仕事や、今よりよい条件の転職先があるかを相談。オンライン面談と後日の電話相談を経て、3件の求人票を受け取りました。
印象に残ったのは、求人を探すだけでなく、「転職して何を変えたいのか」「採用側にどう説明するのか」まで踏み込んで話してくれたことです。
この記事では、2026年10月時点の面談・求人紹介までの体験を中心に、良かった点と、応募前に確認したい点を紹介します。選考支援については、今後の利用に応じて追記していきます。
先に結論:今回の利用で分かったこと
- 希望職種の求人が少ない中でも、オープンポジションから候補を探してくれた
- 転職理由について、採用側が疑問に思いそうな点まで質問された
- 応募を急がせず、求人と希望条件を持ち帰って考える時間があった
- 紹介された求人で希望業務を担当できるか、必要な配慮を受けられるかは、さらに確認が必要だった
在職中に、今の経験を活かせる選択肢があるか相談したい人には、検討する価値があると感じています。
2026年にランスタッドを再利用した理由
今回の転職活動では、現職よりも仕事内容・処遇・働き方がよくなるなら、転職を検討したいと考えています。退職や転職を急いでいるわけではありません。
人事労務の経験を活かせることに加え、電話対応の免除や、文字で内容を確認できるコミュニケーション、在宅勤務の可否なども重視しています。
過去にランスタッドを利用したとき、すぐに転職することだけを優先せず、希望する仕事への道筋を一緒に考えてくれたことがありました。今の経歴や希望ではどのような提案を受けられるのか、改めて相談することにしました。
登録面談では、経歴・希望条件・必要な配慮を確認した
履歴書と職務経歴書を送り、Google Meetで面談
再登録後、事前に履歴書と職務経歴書を送り、Google Meetで面談を受けました。所要時間の案内があり、実際の面談は約1時間15分でした。
経歴やこれまで担当してきた仕事、今後のキャリア、希望条件、障害による困りごとなどについて話しました。これまでの経験がどうつながっているかも確認してもらえたと感じています。
希望年収だけでなく、今後の昇給も含めて考えたいと伝えたところ、それを実現できる求人を探すという回答がありました。
電話とオンライン面談の使い分けも確認してくれた
聴覚障害があるため、電話でも問題なく話せるかを丁寧に確認してくれました。状況に応じて、電話とGoogle Meetを使い分けるとのことでした。
私にとって、連絡方法を相談できることは大切です。求人の条件だけでなく、転職活動中にどのような方法でやり取りするかも、最初の面談で伝えておくと話を進めやすくなります。
求人が見つかったかどうかにかかわらず、次回連絡の予定があった
初回面談の終わりには、求人が見つかったかどうかにかかわらず、後日連絡すると案内がありました。その後、実際に電話で相談する機会があり、求人の候補と転職理由について話しました。
次にいつ連絡があるか分かっていると、在職中でも予定を立てやすくなります。登録面談をして終わりではなく、その後の相談につながった点は良かったと感じています。
転職理由について、採用側の視点から質問された
「なぜ転職するのか」を、待遇以外も含めて考えた
後日の電話相談で印象に残ったのは、転職理由についてかなり踏み込んで質問されたことです。
現在の仕事を続ける選択肢もある中で、転職によって何を実現したいのか。給与への不満が中心なのか、それ以外に変えたいことがあるのか。採用側に説明する際の論点を、具体的に示してくれました。
私自身は、これまでの経験を活かしながら専門性を深めることと、無理なく成果を出せる働き方の両方を重視しています。面談を通じて、仕事内容・働き方・処遇のうち、何を優先したいのかを、もう少し整理して伝える必要があると感じました。
こちらから補足し、認識をすり合わせることも必要
一方で、話が給与への不満に寄る場面もありました。給与以外に変えたいことや、業務の負担については、私から補足する必要がありました。
担当者は、意見が違う場合は伝えてほしいという姿勢でした。質問に答えるだけでなく、「特に重視しているのはこの点です」と自分の言葉で伝えることも、相談を具体的にするうえで大切だと思います。
その場で転職理由を完成させることになったわけではありません。求人票を受け取り、希望条件や転職理由を一度持ち帰って考えたうえで、改めて相談することになりました。
すぐに応募するよう促されず、考える時間と再相談の機会を設けてくれた点は、今回の支援で良かったところです。
希望職種の求人が少なくても、3件の候補を提案してくれた
オープンポジションから、経験を活かせる可能性を探す提案
担当者からは、探した範囲では、私の経験を直接活かせる人事労務の求人は多くなかったと説明されました。
そこで提案されたのが、事務系などのオープンポジションから、人事業務で検討できる企業を探す方法です。オープンポジションは、経験や希望、企業側の募集状況を踏まえて、配属先や担当業務を検討する募集です。
電話相談の後には、3社の求人票が届きました。希望職種の求人が見つかりにくい状況でも、別の探し方で候補を提示してくれたことは評価しています。
候補が見つかっても、希望業務での採用が決まったわけではない
今回の3件は、いずれもオープンポジションでした。人事労務のどの業務を担当できるのか、配属先でどのような配慮を受けられるのかは、求人票だけでは分かりません。
担当者からも、企業への確認や選考を進める中で確かめる必要があると説明されました。
求人票を受け取れたことと、自分に合う転職先が見つかったことは、分けて考える必要があります。私はまず内容を読み、現職と比べて何がよくなるか、さらに確認したいことは何かを整理することにしました。
求人票では、年収だけでなく雇用形態や出社条件も確認
今回、求人票を比較して改めて感じたのは、年収の数字や「在宅勤務あり」という表記だけでは、働き方まで判断できないことです。
正社員募集でも選考によって契約社員の提示があり得たり、在宅勤務の制度があっても入社当初の出社条件が決まっていたりします。求人票を読む際は、次の点も確認したいところです。
| 確認する項目 | 見ておきたい内容 |
|---|---|
| 仕事内容 | どの部署で、何を担当する想定か。これまでの経験を活かせる業務があるか。 |
| 雇用形態 | 自分は正社員として検討されるのか。契約社員の場合は、契約期間・更新・登用条件はどうなるか。 |
| 給与 | 自分の経験で想定される金額と、基本給・賞与・固定残業代などの内訳。 |
| 在宅勤務 | 入社当初と、その後の出社頻度。配属先によって運用が異なるか。 |
| 配慮と業務負担 | 電話対応の免除や文字での確認が可能か。実際の残業や突発対応がどの程度あるか。 |
求人票に記載された年収の上限が、そのまま自分への提示額になるわけではありません。また、固定残業代が含まれる時間数と、実際の残業時間も別です。気になる求人では、担当者に具体的な条件を確認してから判断したいと考えています。
紹介予定派遣についても、在職中の自分に合うか相談した
事前の希望確認では、職業紹介と紹介予定派遣の両方にチェックを入れていました。
紹介予定派遣は、一定期間派遣社員として働き、企業と本人の双方が合意すれば直接雇用へ切り替わる仕組みです。ランスタッドの公式のサービス案内では、派遣期間は最長6か月とされています。
面談では、直接雇用に至らなければ改めて仕事を探す必要があるため、現在働いている私が退職して利用するメリットは小さいのではないか、という説明がありました。
これは私の状況を踏まえた担当者の見解です。私にとっては、希望欄にチェックした働き方をそのまま勧められるのではなく、現職から移る意味まで考える材料になりました。
過去の利用でも、希望する仕事への道筋を考えてくれた
以前利用したときにも、印象に残っている提案がありました。
当時、私は経験のある業務に加えて、新しい分野にも携わりたいと相談していました。担当者からは、これまでの経験を評価されて転職できても、入社後に希望する業務を任されるとは限らないと指摘されました。
そのうえで、在職しながら必要な準備を進めることや、希望に近い求人を探すことを提案してくれました。転職することだけでなく、転職後に希望が実現するかまで考えてくれたことが、再利用した理由の一つです。
今回の体験から、ランスタッドを相談先として検討しやすい人
私の利用体験では、特に次のような相談をしたい人にとって、検討する価値があると感じました。
- 在職中に求人を見て、現職と比較しながら転職を考えたい人
- これまでの就労経験を活かせる仕事を探したい人
- 必要な配慮と、仕事内容・待遇の両方を相談したい人
- 転職理由や希望条件を、担当者と話しながら整理したい人
一方、今回は希望職種の求人が多かったわけではなく、配属業務が未確定の候補も含まれていました。特定の仕事や条件を必須とする場合は、どこまで紹介・確認が可能か、早めにすり合わせるとよいと思います。
私も複数のサービスを利用し、紹介される求人や支援の内容を比較しています。各社の利用体験は、障害者向け転職エージェントの比較記事にまとめています。
サービスの概要と、登録前に知っておきたいこと
この記事でいう「ランスタッドチャレンジド」は、ランスタッドが提供する「チャレンジド求人・障がい者の転職支援サービス」を指します。
公式では、求人紹介、応募書類の確認・添削、面接前のトレーニング、採用条件の交渉、入社後の定着フォローが案内されています。以下は公式情報と、今回の登録・相談の経験をもとにした利用前の確認事項です。
登録から相談まではどう進む?
- 公式サイトからエントリーする
- 担当者の案内に沿って、必要書類の提出や面談日時の調整を進める
- 面談で経歴、希望条件、障害の状況、必要な配慮を伝える
- 紹介された求人を確認し、応募するか相談する
私の場合は、事前に履歴書と職務経歴書を提出したうえで、オンライン面談を受けました。登録前に転職理由を完成させる必要はありませんが、「今の仕事で続けたいこと」「変えたいこと」「働くために欠かせない配慮」をメモしておくと、相談しやすいと思います。
利用料金はかかる? 在職中でも相談できる?
求職者の登録・相談は無料です。私も在職中に、よい条件の求人があれば転職を検討したいと伝えて相談しました。
転職時期や条件が決まっていない部分は、そのまま伝えたうえで、どのように進めるか相談するとよいでしょう。
精神障害・発達障害があっても利用できる?
公式の精神障がい者向け案内では、精神障害者保健福祉手帳を持つ人への専門的な就労支援について、対象地域と就労経験などの条件が案内されています。
2026年10月に確認した対象地域は、東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・群馬・栃木・茨城・兵庫です。一般企業での就労実績がある人を対象とする旨も記載されています。
障害名だけで利用可否を判断せず、手帳の種類、居住地、就労経験、必要な配慮を伝えて、自分が対象になるか確認してください。
登録すれば、必ず求人を紹介してもらえる?
希望条件や経歴に合う求人がなければ、すぐに紹介されないこともあります。私の場合も、希望職種の求人は多くないと説明されたうえで、オープンポジションを含めた提案を受けました。
紹介された求人に必ず応募する必要はありません。希望と違う点や、求人票では判断できない点を伝え、次の進め方を相談できます。
正社員や在宅勤務を希望する場合は?
正社員を希望する場合は、その条件を明確に伝えておきましょう。ランスタッドでは、契約社員などの直接雇用や紹介予定派遣も扱っています。
在宅勤務を重視する場合は、制度の有無だけでなく、自分が配属される部署での出社頻度と、入社直後の運用まで確認すると、希望とのずれを見つけやすくなります。
まとめ:経験を活かせる求人と、転職する理由を一緒に考える相談先
今回ランスタッドを再利用して良かったのは、希望職種の求人が少ない中でも候補を探してくれたことと、転職理由について採用側の視点から質問してくれたことです。
紹介された3件の求人については、具体的な仕事内容や配慮、条件をさらに確認する必要があります。それでも、応募を急がず、一度持ち帰って考えられたことは、在職中の私には相談しやすい進め方でした。
今の経験を活かせる求人があるか知りたい人や、転職によって何を変えたいのか整理したい人は、その希望を伝えて相談してみる価値があると思います。
参考・確認先
公式のサービス内容・対象条件の確認:2026年10月。面談内容は、私が担当者から受けた支援の記録です。
