この記事では、私がサントリー食品インターナショナルの障害者枠の選考を受けた際に、面接で聞かれた質問と当時の印象を紹介します。
私は聴覚障害・発達障害の当事者で、人事労務・障害者採用の実務も経験してきました。今回は応募者として受けた面接を振り返り、実際の質問と、面接準備で考えておきたいことをまとめています。
聞かれたのは、障害の状態や必要な配慮、これまでの仕事内容だけではありません。入社後にどのような仕事をしたいか、ほかの応募先にどのような魅力を感じているかなど、仕事への希望や転職先を選ぶ基準についても質問されました。自分ならどう答えるかを考えることで、面接前に説明を整理する材料として使えます。
なお、これは過去の面接体験で、面接時期の詳細は伏せています。質問内容や募集形態、面接官の人数などは当時の私の選考に関するものです。現在の募集内容や選考方法は、応募時の求人票や企業の採用情報で確認してください。
サントリー食品インターナショナルの障害者枠採用の面接内容

- 面接官:2名
- 場所:サントリー食品インターナショナル本社
- オープンポジション(求人で配属先が決まっていない選考)
以下、面接での質問内容
- 障害の状態・症状を具体的に。
- 障害のきっかけは?
- 配慮してほしい点は?
- 前職の仕事内容は?
- 入社したら、どういうところで力が発揮できると思う?
- 前職の退職理由は?
- 他にはどこの会社の選考を受けている?選考はどの程度進んでいる?
- 最終的にはどうやって入社する会社を選ぶ?
- 選考を受けている他の会社についてはどんな印象?どうしてそこを受けようと思った?
- サントリーの事務職でも様々な仕事がある。人事・法務総務・財務経理・経営企画・営業企画・工場での事務等。どういった場にいる自分が想像できる?
- どんな人だと言われることが多い?
- 英語は使える?スコアは持ってる
- 自分のキャリアを振り返ったとき、トータルで見て満足している?
- ホームページなど見て、サントリーのイメージは変わった?
- サントリーに入社して、どういう風に仕事をしたい?
- 逆質問
- 内定を出したら、即入社できる?
ワンポイント:答えに窮した質問は、「選考を受けている他社の印象・志望動機」
私が答えに窮したのは、選考を受けている他社の印象や、その会社に応募した理由を聞かれたときでした。
面接を受ける会社の志望動機は準備していても、ほかに応募している会社についてまで、理由を整理できているとは限りません。
採用担当者の視点では、こうした質問は、応募者が仕事に何を求め、どのような基準で転職先を選んでいるかを知る手がかりになると考えます。ただし、それが当時の面接官の意図だったかどうかは分かりません。
面接準備では、応募先ごとの志望動機に加えて、「複数の応募先に共通して求めていること」と「それぞれの会社に感じている魅力」を整理しておくと説明しやすくなります。仕事内容、働き方、必要な配慮、待遇など、自分が重視する条件を具体的にしておきましょう。
サントリー食品インターナショナルの障害者枠の面接の印象
私が受けた面接では、一つひとつの回答について、理由や背景を掘り下げて聞かれる印象がありました。これは当時の私の面接で感じたことで、同社のすべての面接に共通する特徴とは限りません。
この質問一覧は、障害や必要な配慮、これまでの仕事内容、今後の仕事への希望について、自分の説明を整理する材料として使えます。回答を暗記するよりも、「なぜそう考えたのか」「どのような経験に基づいているのか」を具体的に話せるようにしておくと、追加の質問にも対応しやすくなります。
サントリー食品インターナショナルへの応募を考えていない方も、自分ならどう答えるかを考え、説明しにくい項目を確認するために活用してください。
面接準備については、面接でよく聞かれる質問と回答の考え方、配慮事項を伝えるタイミングと例文も参考にしてください。
