目次
障害当事者であり、採用担当でもあるむじなです。
みなさん、自己啓発してますか?
自己啓発に励む人は「意識高い系(笑)」と馬鹿にされる風潮があったり、「就職・転職では実務経験が重要だから、資格(自己啓発)は無意味」というような情報(主張?)もありますね。
しかし、就職・転職したいと思っているなら、自己啓発、始めた方が良いですよ。
就職率と自己啓発の関係はデータで証明されている
「自己啓発は就職に有利になるのか」の問題は、実はデータで結果が証明されています。
自己啓発に取り組むと、2.2倍就職しやすくなる
リクルートワークスで実施している全国就業実態パネル調査※によると、自己啓発に取り組んでいる人は、そうでない人と比べて就職率(失業者のうち就職できた者の割合)が2.2倍も高いとのこと。
この調査は対象人数から調査方法まで信頼できるものですので、自己啓発した方が就職しやすいというのは証明済みと考えてよいでしょう。
「望みの転職を叶えられたか」については項目がありませんが(見落としがあれば教えてください)、上記の結果からすると転職成功率も上昇しているでしょう。
賃金も2.2%上昇
自己啓発と賃金の関係についてもデータがあります。
これは微々たるものかもしれませんが、自己啓発に取り組んでいる人は、そうでない人と比べて賃金の上昇率が2.2%高いという結果が出ています。
これは、年収300万円で自己啓発を実施していなかった人が、自己啓発に取り組めば、その年の賃金が6.6万円上昇する可能性を示しています。
また、“年間の上昇率が”2.2%高いということですので、その効果は毎年、かつ複利的に増幅していきます。
自己啓発に多少の投資をしたとしても、十分元が取れる計算になります。
自己啓発に取り組んでいるビジネスマンは3割のみ
本調査によると、自己啓発に取り組んでいる人は、ビジネスマン全体のわずか3割しかいません。
さらにこの「自己啓発に取り組んだ人」には「インターネットなどで調べ物をした」というのも含まれており、本格的に「仕事に関わる知識や技術の習得」に取り組んでいるのはさらに少数でしょう。
よって、あなたが自己啓発に真面目に取り組むなら、ビジネスマンの中でも上位3割以内に入る意欲と熱意を持つ人材であるということの証明になります。
就職・転職に有利に働くのも当然ですね。
せっかく自己啓発に取り組むなら、資格取得を目指そう
上記で「自己啓発が就職・転職率アップ、賃金アップにつながる」ということが分かりましたが、どうせ勉強するなら、資格取得を目指した方がその効果はさらに高くなります。
資格は、単に知識や技術をアピールするだけのものではありません。
その資格に関わる仕事への熱意、新しいことをはじめる行動力、資格取得まで勉強を継続できる実行力・継続力を、資格という形として残し、アピールすることができるのは、圧倒的な強みになります。
おすすめの資格は、下記の記事で紹介しています。よろしければ参考まで。
合わせて読みたい
おまけ.むじなの自己啓発。プログラミング始めました
私はと言うと、この10月からプログラミングスクールであるTechAcademy [テックアカデミー]の受講を始めました。
“スクール”といってもオンライン完結のコースで、平日の仕事終わりや休日にコツコツ進めています。
私は“就職・転職力アップ、賃金アップ”目的ではなく、作りたいWEBサービスがあるので受講を始めましたが、個人的にはプログラミングスキルは障害者にとって最強の武器になるのではと思っています。
まだ始めたばかりなので、後々体験記はブログでご紹介します。
興味のある方は、1週間無料で体験できるオンラインブートキャンプ 無料体験で実際の進め方が確認できますので、やってみると良いかと。
プログラミングの他にも、キャリアコンサルタントやジョブコーチ(こちらは会社の承諾が必要ですが…)など身に着けたいスキル・資格はたくさんありますので、私も時間を有効活用し、自己啓発に励みます!